基礎知識・失敗しない業者の選び方

不動産売却を成功させる2つのポイントとは
Before

不動産売却を成功させるには、大まかに2つのポイントがあります。1つは売主ご自身が不動産売却について基本を押さえておくこと。そしてもう1つは、売却を任せる業者を上手に選ぶこと。ここでは、そのための最低限の知識、業者選びで失敗しないために気を付けるべきポイントについて解説します。もし、ご不明な点があれば、広島で不動産売却を手がける「丸建ハウス」までお気軽におたずねください。広島市、安芸郡、呉市、東広島市、廿日市市などのエリアを得意とする地域密着型の不動産会社です。

不動産売却に失敗するパターンとは?

どんな業者を選ぶかというテーマへ進む前に、不動産売却でよくある典型的な失敗例をご紹介します。ここに挙げた2つのポイントはとくに注意が必要。できるだけ早急に売って現金化したいと焦りが生じるとこうした点を見落としてしまわないよう、ゆとりをもって売却計画を立てるようにしましょう。

不動産売却に適した時機を逸してしまう
引っ越しシーズンに向けて需要が高まる勝負どころは11月

物件をできるだけ高く売却しようと思ったら、売り出す時期を選ぶことが大切です。たとえばベストシーズンとなるのは春の新入学や就職を控え引っ越しニーズが急速に高まってくる11月。需要と供給の関係で、価格相場が上がるからです。多くの方はある種の誤解から3月に売り出せば引っ越しシーズンに間に合うと考えているようですが、じつはそれでは遅いと言わざるを得ません。もちろん新年早々から3月も1つのピークですが、11月前後を押さえておけば高く売れる確率を倍にすることも期待できるのです。

引っ越しシーズンに向けて需要が高まる勝負どころは11月
保有して5年以内に売りに出すと不動産譲渡税が高くなる

売却しようとしている不動産が取得から5年を経過していないと、5年を経過した場合に比べ不動産譲渡税の課税率が大幅に上がります。ご存じのように不動産譲渡税は土地や建物を売却して利益が発生したときに課される税のことで、保有年数が5年以内の物件を売却する場合は税率が高く設定されています。もし待てるのなら、5年経過するまで待って売るのが得策。なお、不動産譲渡税は保有期間が10年を経過するとさらに税率が下がります。

所有期間別の税率

期間 短期:5年以下 長期:5年超
税率(居住用の場合) 39.63%
(所得税30.63%+住民税 9%)
20.315%
(所得税15.315%+住民税 5%)
期間
税率(居住用の場合)
短期:5年以下
39.63%
(所得税30.63%+住民税 9%)
長期:5年超
20.315%
(所得税15.315%+住民税 5%)
不動産査定額が高額だったという理由だけで会社を選んでしまう
不動産査定額が高額だったという理由だけで会社を選んでしまう

どの不動産会社に売却を依頼するか検討するとき、複数の業者に物件査定を依頼し、各社が提案してきた査定額から判断するのが通例です。ただ、気を付けておきたいのは、高額査定に踊らされてはいけないということ。額面の数字だけは魅力的でも、それは相場とかけ離れた金額である可能性が高いからです。要は、その業者が何としても契約を取りたくてあり得ない高額査定を提示してきたというだけのこと。相場を無視した査定額なので、それで売り出したとしても確実に売却できる保証はありません。それどころか、いつまで経っても買い手が付かない可能性すらあります。そうならないためにも、査定額は数字そのものより、根拠を知ることが大事。丸建ハウスなら、査定額の根拠までしっかりとていねいにご説明しますのでご安心ください。

どのような宣伝活動をしてくれるか確認せずに会社を選んでしまう 

買い手にとってどんなに魅力的な値付けでも、その物件に関する情報が広く知られなければ購入希望者を確実に募ることはできません。その意味でも、広告宣伝活動にどれだけ力を入れているかが業者選びの重要なポイントとなってきます。たとえば、店頭掲示や折込チラシ一辺倒といった従来の宣伝方法だけの不動産会社では少々心もとないもの。その点、広島市の丸建ハウスは折込チラシ、ポスティングといった手法はもちろん、不動産情報サイト「SUUMO(スーモ)」・「アットホーム」などインターネットのポータルサイトを効果的に活用するなど、多彩な広告展開を得意としているので安心。さらに、物件によっては広告宣伝手法をきめ細かくアレンジすることも忘れません。

どのような宣伝活動をしてくれるか確認せずに会社を選んでしまう 

信用できる不動産会社の選び方

では、具体的にどんな不動産会社なら安心して、売却を任せられるのでしょうか。いくつか大事なポイントを挙げてみます。

地域に密着している会社
地域に密着している会社

不動産売却を任せるなら、地元をよく知り、地元での実績豊富な会社がいちばんです。反対に、査定額で多少よい提示があったからと、遠方にある業者に依頼してしまうのは失敗の元。なぜなら、売却活動は機動力が命だからです。実際、物件の所在地が事業所から遠いというだけで営業マンの対応が鈍くなったり、進捗状況が見えづらくなったりといった弊害が生じ、ひいては売却そのものに悪影響を及ぼしかねません。その点、地元密着を大事にする丸建ハウスなら広島市、安芸郡、呉市、東広島市、廿日市市などの各エリアでフットワークのよい対応が期待できます。しかも創業40年以上の経験と実績から、この地域の不動産相場や不動産事情にも精通。売却活動で確かな成果を期待するなら、やはり、地元をよく知り、地域のお客様からの信頼も厚い丸建ハウスにお任せいただくのがベストと言えるでしょう。

お客様の要望をしっかり優先してくれるかをチェック!

相談者の立場やご事情、ご要望を十二分にくみ取り、最善の提案をしてくれるのが誠実で信頼に足る不動産会社。ご相談やお打ち合わせの際も、つねにお客様の言葉を一つひとつ受け止め、ご理解・ご納得いただけるまでていねいにご説明するのがそうした会社の営業マンと言えます。気を付けたいのは、その反対に、何かにつけて自分たちの都合だけを押し付けてくるような業者。売却や宣伝活動についても独りよがりでしかも強引に事を進めようとするので、なかなか成果が上がらないというだけでなく、残念ながらトラブルの連続でお客様の不利益になるようなことをしかねません。また、そうした業者に限って、何かあれば間違いなく責任逃れに走ります。このように誠実さを欠いた不心得な業者を選んでは決していけません。その点、地元広島市や呉市、東広島市で多くのお客様から厚い信頼をいただいている丸建ハウスなら安心。「お客様のご満足を最優先する」という創業以来の考え方を今日も頑なに守り続けている不動産会社だからです。

お客様の要望をしっかり優先してくれるかをチェック!
スタッフのやる気が感じられる会社
スタッフのやる気が感じられる会社

最近では、物件の査定もネットでできる時代になりました。しかし、安心して売却を任せられる業者を選ぼうとしたら、やはり、一度は店頭に足を運んで営業マンの話を聞いてみることをおすすめします。なぜなら、「企業は人なり」で、そこで働くスタッフの言動や対応を見れば、会社の質がおおよそ把握できるからです。もちろん、相談者の話をどれだけ親身になって聞いてくれるかといったことも大切ですが、その会社を訪問したときの様子を見るだけでもその不動産会社の良し悪しがわかります。たとえば、ドアを開けたとき、元気で明るい声で迎えてくれるかどうかも重要。どことなく暗い雰囲気が漂っていたり、接客に無頓着なスタッフがいたりするような会社は避けたほうがよいでしょう。また、お客様を迎える店頭や店内、駐車場がきれいに清掃されているか、清潔に保たれているかどうかでも、その会社の志(こころざし)がうかがえます。

不動産売却における販売活動の流れとは?

自宅やご所有の不動産を売却されるなら、契約から売却までのおおよその流れを知っておきたいところ。もちろんメインの部分は業者に任せるべきですが、中には売主であるお客様が行動しなければならない局面も出てきます。

STEP1「REINS(レインズ)」情報を登録
「REINS(レインズ)」とは不動産流通標準情報システムのこと。ここに全国あるいは中国地方の不動産売買情報が掲載されています。売主の方と契約を交わした不動産会社はまずここに情報を登録して、購入希望者を広く募ります。
STEP2広告・宣伝ツールの作成
一般的な折込チラシやポスティング用チラシはもちろん、必要に応じてインターネットに掲載するバナー広告を作成します。また、SUUMOのような不動産情報サイトに掲載する場合は基本情報をまとめておく必要があります。なお、広告の掲載内容、デザインなどについては売主の立場からしっかりと要望を伝えるようにしましょう。
STEP3広告・宣伝活動
新聞折込やポスティングの実施、インターネット広告や不動産情報サイトへの掲載などさまざまな媒体を活用して広告・宣伝活動を行います。なお並行して、営業マンは地域や既存客のネットワークを利用して購入希望者を独自に探します。
STEP4内覧準備・実施
購入希望者が現れたら、物件を見学できるようスケジュールの調整や準備にかかります。これは主に売主の役目で、購入希望者の第一印象がよくなるよう室内を整理整頓し、清掃をするのも売主自ら行います。なお、内覧当日は売主が購入希望者の案内役となり、質問にも答えます。

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